フロジンの誕生。
フロジンは昔からある塗り薬。1969年に第一三共製薬から発売された。
その後ニプロファーマに製造販売が委譲されている。

名前のいわれは「不老人」
ダジャレか!
医薬品にもけっこう小林製薬みたいなネーミングの薬がある。
発毛の仕組みは血流増加(+α?)。
副交感神経を刺激し、塗ったところの血管拡張作用を示す。毛嚢付近の血流も増え、活性化させることによって、発毛を促進させるというのが本質的なしくみと考えられる。
体内で副交感神経を刺激する物質=アセチルコリンより10倍もの血管拡張作用をもつ(ウサギによる実験)。

実は、血流を増やすタイプの発毛剤の説明はあいまいで、「毛根を活性化させる」という項目が別立てされているが、血流増加の他の要素があるのかよくわからない書き方がされている‥。
使い方は?
脱毛症に対する使い方は、
1日2〜3回を患部に塗布。または髪全体にふりかけて軽くマッサージする。

尋常性白斑にも使われる。
その場合は1日3〜4回。
副作用は?
副交感神経を刺激する薬なので、刺激が強すぎた場合の副作用として
全身性の発汗、それに伴う悪寒や吐き気、嘔吐
またアルコールが入っているので、アルコールでかぶれるひとは注意。
湯上がりの後につかうと、副作用が強く現れることがある。
副作用が出た場合は患部を水で洗い流すこと。



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